<   2009年 08月 ( 1 )   > この月の画像一覧
図書館ねこ デューイ
『図書館ねこ デューイ -町を幸せにしたトラねこの物語ー』  090715

                 作: ヴィッキー・マイロン 訳:羽田詩津子  早川書房  

b0103157_17345353.jpg


ある寒い朝 図書館の返却ボックスに入っていた ちっちゃな仔猫。
出勤してきた 館長のヴィッキーに見つけられ 助けられました。
そしてそのまま図書館のねことして飼われ 幸せな15年を生きていきます。。。

デューイ・リードモア・ブックス
その小さなネコにつけられた名前です。
図書館で暮らし 人々を癒し 図書館を ただの図書館にしておかなかった猫です。
人々は デューイに会うために図書館に来たし 本を読む人には居心地の良い空間を
デューイの存在によって提供してきました。
もちろん苦情や非難もありましたが それよりもデューイが その図書館になくてはならない存在だったのです。
館長のヴィッキーをはじめ スタッフもデューイがいることで得られるメリットの大きさに
気づいたときには デューイは当たり前のように そこにいました。

どんな猫でもいいわけではなかったのです。
デューイだったからこそ その図書館は 世界中に知られるような図書館になったのです。

犬や猫や動物は そこにいるだけでいいのです。
デューイは 生まれながらのセラピー猫でした。
傷ついていたり 心がささくれだっている人のそばから じっと離れず その人がデューイに気づかなくても
ずっとその人を見守ることのできる猫だったのです。
それは スタッフに対してもそうだったし 通りすがりの人に対しても同じでした。

15歳で亡くなるまで・・ デューイは 大事なことを人々に伝えつづけていました。
きっと亡くなったあとも・・ こんな形で本を読んだ人間にさえ デューイは癒しをくれるのでしょう。
猫好きな人だけじゃなくても ホッとさせてくれる物語でした。

・・デューイの最期については・・ 賛否両論・・あるだろうな。
日本だったら こうはいかなかったかもしれない。
だけど いかにアメリカ的だとはいえ ヴィッキーの想いは 同じだと思う。
だから本があるのだものね。
 
[PR]
by yucca3477 | 2009-08-07 17:58



魔女修行な 毎日☆
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
カテゴリ
お気に入りブログ
以前の記事
人気ジャンル
ブログジャンル
画像一覧